節約はレジャー!

ついでに掃除をするという視点をより広げよう!

ついでに掃除?

どこかのポイントを掃除したついでに、他のポイントも掃除をするという人は珍しくないと思いますが、これは掃除機のような特定の道具を使用した掃除だけという傾向があります。

このような「ついでに掃除」のテクニックを、より広範囲に広げる意識を持つと普段の掃除が格段に楽になります。

徹底的に掃除をする事が悪いわけではないのですが、汚れというのは放置される期間が長いほどに頑固になるので、ちょっとしたタイミングでサッとついでに掃除するようになると、本格的な大掃除のような事をしなくても良くなってくれます。

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ティッシュのような使い捨てのもので、ちょっとした汚れを拭いた時に、残りのスペースでついでに掃除として活用できると、節約という意味でも無駄なく活用できるようになります。

そこで今回は、そのような「ついでに掃除」をする様々な視点を紹介します。自分なりにこれらの範囲を広げていってください。

1 靴磨き

靴磨きをする時に頻繁に履いている革靴のほかに、冠婚葬祭用の革靴をついでに磨くという人は多いと思います。

ここでさらに視点を広げて、家中の革製品もついでに磨いてしまいましょう

意外と多くの革製品が見つかるものです。革の鞄やベルトだけではなく、ちょっとした革小物などもついでに磨いてしまえば、綺麗な状態で長く愛用できるようになり、節約にもつながります。

ポイントは本格的に革製品を磨くというよりは、あくまでもついでにという視点を忘れない事です。靴磨きに使用した布の汚れていない箇所で、他の革製品の汚れを拭き取るような事です。

探してみると意外と革製品というものは多いものです。財布や名刺入れやコースターなど、それぞれの家庭に色々とあるものなので、ついでに掃除してあげてください。

2 シールやテープ

包装されているシールやテープを剥がした後、そのままゴミ箱に捨てるのではなく、そのシールやテープに残っている粘着力で、ついでに掃除をする事もできます。

いわゆるコロコロクリーナーのような役割を持たせるということができます。

これも徹底的に掃除をするというのではなく、あくまでもついでに掃除という視点が大切です。

ちょっとした段差や隅に貯まっているホコリや椅子やテーブルの足の裏に付着しているホコリなどを、「パッ」と粘着力が残っているシールやテープでくっつけて掃除してしまいましょう。

個人的におすすめなのは、洋服のポケットの内側の縫い目に貯まっているホコリです。

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ポケットを裏返してみると生地の縫い目に意外なほどホコリが貯まっているものです。ただただ捨てていたシールやテープでも、工夫次第で掃除道具として活用できるものですよ。

他にも排水溝に溜まっている抜け毛など、直接手を触れたくないような箇所の掃除にも相性が良いです。入浴直後の濡れた浴室だと難しいですが、乾いた後ならガムテープなどに残っている粘着力で綺麗に掃除できるものですよ。

3 洗い物

シンクに貯まった洗い物を一気に片付けるとなると大変ですが、洗い物が少ないときについで洗える物がないかと探す視点も大切です。

洗面所のコップや水切りかごなど、毎日洗うとは限らない物を頭に入れておくと、洗い物が少ない時に洗剤を無駄にせずに、ついでに洗ってしまえます

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しばらく使っていない食器や包丁なども、時々はついでに洗ってあげることで、頑固な汚れにならずに済みます。

これは洗濯物だと実践されている人も多いのではないでしょうか。その視点を洗い物にも広げていく事で、スポンジに残っている洗剤を無駄なく使い切る事ができます。

4 拭き掃除

ちょっとした汚れをふき取った後のキッチンペーパーなどは、まだまだ利用価値があります。

ウェットシートやティッシュペーパーなども当てはまるのですが、メインの汚れをふき取った後に、ついでに他の汚れもふき取って無駄なく使いきりましょう

あくまでもメインの汚れを取り除くことが重要なのですが、ちょっとした汚れであればキッチンペーパーの真ん中を使用しなくてもいいはずです。

料理をしている最中に食材の油分や汚れが手について拭いた時に、あえてキッチンペーパーの端の方で拭き取る事で、残りのスペースでシンクやコンロ周りの汚れも拭き取る事ができます。

ウェットシートやティッシュなどでスマホの汚れを拭き取った後でも、裏側でリモコンや机の汚れを掃除したっていいわけです。

私の例でいうと、ティッシュの残りでゴミ箱の蓋の裏側をよく拭いています。

この時に徹底的に掃除をしなくても構いません。あくまでもメインの汚れを拭き取ったついでなので、深追いする事なく済ませてしまいます。

これが大事です。深追いはしないけど、日頃からチョコチョコとついでに掃除しておく事で、いざ大掃除で本格的に行おうとした時に楽になってくれます。

多くの汚れは放置される期間が長くなるほど頑固になるので、その過程を省略できるのが大きなメリットです。

まとめ 自己満足だけど効果抜群

今回紹介した「ついでに掃除」というのは、あくまでもメインの掃除のついでにやるという感覚が大切です。ついでのはずが本格的な掃除になってしまうと大抵は長続きしません。

ポイントはメインの掃除の箇所よりも、より汚れている箇所をついでに少しだけ掃除してしまうような感覚です。

窓枠などには汚れが溜まっているものですが、新しいウェットシートでふき取ってもすぐに真っ黒になってしまいます。完璧に掃除しようとすると、何枚ものウェットシートが必要になってしまいます。

ついでに掃除だと完璧に行う必要がないので、手が汚れない程度に軽く拭いてしまえばOKです。新しいウェットシートを使う必要もありません。

日頃から他の掃除のついでに窓枠の汚れを大まかに取り除いていれば、大掃除などで本格的に窓掃除をするときの手間がグッと楽になります

ついでに掃除をするコツは、徹底的に綺麗にしなくても構わないという感覚が大切なので、あまり深追いする事なく気軽に実践してみてください。

窓だって綺麗に掃除するとなると、専用の洗剤を使って汚れを落とし、成分が残らないように雑巾を変えながら何度も拭き上げなければなりませんが、結露した窓の水分を拭き取るついでに掃除をするような感じであれば、わざわざ専用の洗剤を使用せずとも綺麗な状態を保つ事ができるような事です。

この時に雑巾で窓枠まで拭いてしまうと、かなり頑固な汚れが雑巾について落とすのが大変になってしまうので、あまり深追いする事なく簡単に済ませるのがポイントです。

それこそ頑固な汚れはティッシュやキッチンペーパーなどの残りで拭き取ってしまえば、雑巾をゆすぐ手間も省けます。

ちょっとした水ハネを拭き取ったキッチンペーパーなどは、ほとんど汚れていません。そのままゴミ箱に捨ててしまうのではなく、ついでにコンロ周りの油汚れを拭いてしまえば無駄になりません。

外食をした時などに紙のナプキンで口を拭くときも、真ん中から使うのではなく、端の方から使うという感覚があると二枚、三枚と無駄にしなくなるものです。

紙ナプキンを節約したからといって得するわけではありませんが、限りある資源を有効活用する事になりますし、そのような習慣をもつ事で普段の生活も洗練されていくのではないでしょうか。

日頃からこのような視点を意識していると、今まで気がついていなかった汚れを発見できるようになるものです。ほとんど汚れていないティッシュをそのまま捨てるのがもったいなく感じるので、今まで気がついていなかった汚れが目に入ってくるようになります。

たまに鼻をかむだけなのに何枚ものティッシュを使用する人がいたり、歯を磨く時に水道を出しっぱなしにするような人がいますが、ついでに掃除をする視点を広げていくと、そのような無駄にも気がつくようになり、普段から汚さないような使い方も意識できるようになります。

大掃除の時にしか掃除をしないような箇所は、なかなか汚れる原因がわからないものですが、日常的についでに掃除を心がけていると、汚れや傷がつく原因もわかるようになっていくので、どんどん掃除が楽になっていきます。

すると自然と物の扱い方も変わっていきますし、物を選ぶ際の選択基準も変わっていきます。中途半端にオシャレなデザインのせいで、掃除がしにくくなっている物を避けたり、設置位置による汚れ具合の違いなどにも気がつくようになります。

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ついでに掃除をするという視点をもつことで、様々な学びや気づきがあるものなので、ぜひ自分なりについでに掃除ができるポイントがないか、意識するようにしてみてください。

コメント

  • 私は使い捨てのビニールの手袋で掃除をした時は、ついでに汚れが酷い他のところを掃除しています。使い捨てのものでも使い切ると気持ちが良いですよね。

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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