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お風呂掃除の簡単な時短テクニック!コツはやらないこと?

お風呂掃除の憂鬱

お風呂で遊ぶ子供一日の疲れを癒すお風呂は最高のリラックスタイムですが、お風呂掃除の事を考えると憂鬱になるものです。

家族の誰かがお風呂掃除をしてくれるのであれば気にする事もないのかも知れませんが、お風呂掃除をする当人にとっては、やはり大変な作業です。

そこで今回はお風呂掃除を簡単にする時短テクニックを紹介します。

いわゆる本格的なお風呂掃除というわけではないので、潔癖症の人には参考にならないかも知れませんが、ちょっとした発想の転換や手抜きテクニックを取り入れる事で、随分と毎日のお風呂掃除は時短できるので参考にしてみてください。

お風呂掃除は毎日必要か?

お風呂掃除そもそもお風呂掃除は毎日必要なのでしょうか?

湯船のお湯を追い炊きをする家庭では、当然毎日掃除をしているわけではありません。

どこまで気にするかは人それぞれではありますが、必ずしも毎日徹底的に行う必要はないと個人的には考えています。

私がお勧めするお風呂掃除の時短テクニックというのは、日替わりでポイントを替えて掃除をする方法です。

バスタブの湯垢は気になるポイントなので毎日行っても良いとは思いますが、洗面器やイスなどの小物の掃除は月曜日、床は火曜日、鏡を磨くのは水曜日、壁は木曜日、ドアは金曜日、土曜日も床、排水溝は日曜日、といった感じで、曜日別で綺麗に掃除をするポイントを分ける事で、日々のお風呂掃除が格段に楽になります。

どれも1~2分程度で行えるので、それほど手間ではありません。逆に一気に全部やってしまうと、汗をかいて疲れてしまうかも知れません。

順番や頻度は自由ですが、このように綺麗に掃除をするポイントを曜日別で分けることで、日々のお風呂掃除の時間を短縮することが出来ます。

参考ダイソーのお風呂ブラシが便利過ぎた!

お風呂場のカビ対策

お風呂場に発生しやすいカビ曜日別に綺麗に掃除する箇所を分ける事で、お風呂掃除は格段に楽になるのですが、もう一つ意識してほしいのが「カビ対策」です。

カビが繁殖しやすい条件というのは、40度前後で湿度が高い状況なので、まさに家庭の中でお風呂場が当てはまってしまいます。

カビ対策には二つのアプローチがあり、カビを防止する方法と殺菌する方法があります。

簡単カビ防止対策

お風呂場の温度を下げる冷水シャワーお風呂場のカビを簡単に防止するには、単純にカビが繁殖しやすい温度を下げる事が効果的です。

これはお風呂上りに壁にシャワーで冷水をかけるだけでOKです。湯船のお湯を排出した後であれば、直ぐに温度が下がってくれます。

その後にお風呂用の水切りワイパーで水分を切る事で、湿度の上昇や水分の乾燥も劇的に早くなります。タオルで徹底的に水分を拭き取るのが理想ではありますが、それだと時間が掛かって疲れてしまいます。

お風呂場の水分を拭き取るワイパーシャワーの冷水でお風呂場の温度を下げ、最後にワイパーで水を切るだけであれば、1~2分ぐらいで済みます。

実はこのワイパーで水を切る作業にも掃除の意味があります。車の窓の汚れもワイパーだけで落とせるように、簡単な汚れだけであれば問題ありません。

車の窓も虫がぶつかって跡が残るような頑固な汚れだと、ワイパーだけでは落ちませんが、これはお風呂場でいうところの頑固な水垢やカビといった感じなので、その日につく汚れぐらいであれば、ワイパーだけで大抵は落ちてくれます。

週に一度ぐらいポイントを分けて綺麗に掃除をしていれば、この水切りワイパーで軽く擦るだけでも、それなりに綺麗な状態を保つ事ができます。

潔癖症の人だと許せないかも知れませんが、この習慣があるだけでも簡易的なお風呂掃除として機能し、お風呂場の水分の蒸発も劇的に早くなるのでカビ防止対策になります。水切りワイパーは100均でも売られているので手に入れてください。

もう一つお風呂場のカビを防止する為に意識してほしいのは「換気」です。お風呂上りに換気扇を回す事は誰もが行っていると思いますが、この時にお風呂場のドアを全開にしたままだと換気効率が落ちてしまいます。

意外と多くの家庭でこれが出来ていないそうなのですが、お風呂場の換気扇はドアを閉じ切った状態で回した方が早く乾燥します

大抵のお風呂場のドアには下の方に換気口があり、そこから家の中の乾いた空気を取り入れることで、湿気が溜まっているお風呂場の床側から乾燥していく設計になっています。

お風呂の換気扇を回しながらドアを閉じて換気口に手を近づけてみると、部屋の中の空気が入り込んでいくのがわかるはずです。

お風呂場のドアを全開にしてしまうと、室内の乾いた空気がダイレクトにお風呂場の天井の換気扇に吸い込まれてしまうので、湿っている床側の乾燥が遅くなってしまいます。

ドアを開けた方が早く乾燥するイメージがある人も多いとは思いますが、むしろ遅くなるケースが多いので気をつけてください。ある程度換気扇を回して止めたタイミングでドアを解放するのであればOKです。

ただし暖房器具を使っている冬場だと室内の空気が極端に乾燥しているので、あえてお風呂場の換気扇を回さないでドアを解放した方が早く乾燥するケースもあります

これは加湿器替わりにもなるテクニックなので、冬場に暖房器具を使って空気が乾燥している家庭は意識してみてください。

参考暖房費を節約するポイント!

お風呂場のカビを防止するには、水切りと空気の乾燥がポイントになるので、ぜひ意識してみてください。

簡単カビ殺菌

既にお風呂場にカビが生えてしまった場合は、しっかりと殺菌する必要があります。専用の洗剤やカビ取り剤を利用してもいいのですが、私が意識してたまに行っているのは、高温のお湯でカビを殺菌をする方法です。

カビは40度前後で大繁殖しますが、50度を超える死滅してしまいます。

カビが気になるポイントに、ヤカンで沸かした熱湯をかけてもいいのですが、熱湯だとお風呂場の材質によっては傷んでしまうので、熱めのシャワーが簡単でおすすめです。

これはNHKのガッテンで紹介されていたテクニックなのですが、50度のシャワーを5秒当てるだけでカビを殺菌することが出来るのだそうです。頑固なカビには長めに熱いシャワーを当ててください。

ただしシャワーの跳ね返りには十分に気をつけてください。高温にし過ぎると火傷のリスクも増えるので、やはり50度ぐらいが良いかと思います。

お風呂の天井も掃除できるクイックルワイパー特に天井の熱湯消毒は跳ね返りが危険なので気をつけてください。天井のカビ対策をするのであれば、クイックルワイパーなどに除菌効果のあるエタノールなどをつけて拭き取りましょう。

参考クイックルワイパーの効果的な使い方

そもそも普段から冷水でお風呂場の温度を下げてから乾燥させていると、天井にカビが生えるようなことは少ないので、お風呂場の天井の掃除は年に数回だけ掃除するぐらいで十分だと思います。

熱湯によるカビの殺菌を行ったあとでも、冷水シャワーでお風呂場の温度を下げるのを忘れないでください。熱湯による殺菌も毎日行う必要はありません。カビの潜伏期間が1週間から10日ほどと言われているので、週一回の熱湯殺菌でも効果が期待できます。

まとめ お風呂掃除の時短テクニック

曜日別にお風呂掃除をする時短テクニックお風呂掃除の時短テクニックをまとめると、曜日でポイントを分けて少しずつ綺麗に掃除をし、お風呂上りは冷水シャワーで温度を下げてカビを防止し、ワイパーで水分を切る事で簡単な掃除をかねて、しっかりと浴室を乾燥させる事です。

お風呂場のドアは締めきった方が換気扇の効率が高いので、そこは間違えないでください。意外と多くの人が見逃しているポイントです。

そしてカビ対策として、週一回の熱湯シャワーで殺菌しましょう。

私は男の一人暮らしという事もあり、長時間お風呂場の温度が高くない事もあり、これだけでお風呂にカビが生えるような事が無くなりました。家族が多くて何回も追い炊きをしながら、お風呂場の温度や湿度が高い時間が長い家庭だと不十分かも知れませんが、そのような家庭でもお風呂の入るタイミングなどを意識して時間を減らす事で、カビが生える条件(時間)を狭める事ができると思うので意識してみてください。

徹底的に掃除をしないと気が済まない潔癖症の人だと納得できる方法ではないかも知れませんが、そうではない人であれば、かなりお風呂掃除の時短ができると思うので参考になれば嬉しいです。

ちなみに現在の私は食器洗い用の洗剤でお風呂掃除をしています。

参考お風呂用洗剤は食器用で代用できる!

お風呂掃除専用の洗剤のような除菌成分はありませんが、特に問題もありません。しっかりとカビが発生しやすい条件を排除していれば大丈夫です。

お風呂掃除専用の洗剤も高いものではないので、無理に食器洗い用の洗剤にすることもないのですが、基本的に洗剤の成分は界面活性剤なので、泡立てて擦れば問題ありません。

またお風呂掃除に使うスポンジも、食器洗い用のものを使用しています。お風呂用のスポンジだと一個で100円ぐらいしますが、食器洗い用のスポンジだと5個で100円もしないので節約的にもおすすめです。

実はこのスポンジにもカビが生えてしまう事があり、それが原因でお風呂場のカビをまき散らす事もあるので気をつけてください。食器用スポンジは安価で交換もしやすく、薄くて乾燥も早いだけに相性が良いですよ。

お風呂場が傷つくようなこともありませんし、薄いだけにお風呂の隅や蛇口や排水溝の掃除もやりやすく、むしろ大きなお風呂用スポンジよりもやりやすいと感じています。

参考食器洗いのスポンジの交換頻度は?

また意外なところだと、石鹸やシャンプ―の質によってもお風呂場の汚れ具合は変わります。現在の私はノーシャンプー、ノー石鹸の生活を実践しているのですが、昔と比べてお風呂場の汚れが随分と少なくなりました。

参考ノーシャンプー脱石鹸で一年経って感じた事

シャンプーや石鹸の残りがお風呂場の汚れの原因となっている事もありますし、入浴剤のせいで汚れる事もあるので、必要以上には使用しない方が良いかと思います。

石鹸やシャンプーの使用前にしっかりと素洗いをする事で大半の汚れは落ちるので、使用量も抑えられるはずです。そういう意味では泡立ちの良いタオルなども石鹸カスを減らす事につながるかも知れません。

参考泡立ちの良いタオルで石鹸を節約

私のようにシャンプーや石鹸を使用していない人は少ないと思いますが、シャンプーボトルや石鹸置きなども掃除しなければならないので、そのような物を浮かせて設置できるようなグッズもお風呂掃除の時短に役立ってくれると思います。

これらのようにちょっとした工夫でお風呂掃除の負担を減らす事ができるので、それぞれの家庭の状況に合わせて取り入れてみてください。

銭湯の脱衣所徹底的にお風呂掃除を行わないと気が済まない潔癖症の人にとっては、今回紹介した時短テクニックは許せないかも知れませんが、そのようなタイプの人は、あえて銭湯に行くという選択肢も考えてみてください。

一人暮らしであれば自宅でお湯を貯めるより、ずっと安く済むかも知れませんし、掃除時間が浮くだけでなく精神的なストレスも軽減できるかも知れません。

またスポーツジムの会員になればシャワーやお風呂が使えます。月会費によっては銭湯よりもさらに安く済むかも知れません。

参考公共のスポーツジムで節約!

実際に私の親戚がこの方法を行っているのですが、たまたま彼女の家の近所にスポーツジムができ、時間帯限定の会員だと月会費が3000円ぐらいで済むらしく、毎日そこでお風呂に入っているとの事でした。

これは立地次第ではありますが、上手く条件が合えば節約にも時短にもなるかと思います。

お金に余裕がある家庭であれば、お風呂掃除がしやすい浴室にリフォームしたり、定期的にプロの掃除業者に頼むのも良いと思いますが、私のような節約家であれば、それぞれが納得できる範囲で今回紹介した手抜きテクニックを取り入れてみてください。

お風呂掃除の時短テクニックというのは、どのレベルを目指すかによって変わるので、一概に正解があるわけではないのですが、上手くポイントを分けて行う事で格段に手間を減らせるので意識してみてください。

お風呂場の窓がある家庭であれば、天候や季節によっては窓を解放した方が早く乾燥するかも知れませんし、お風呂場の温度を下げるのにも役立つと思います。

個人的にはお風呂用の水切りワイパーを使うようになってから、随分と毎日のお風呂掃除が楽になったと感じているのでおすすめです。100円ショップなどにも売られていますし、窓掃除などにも使えるので家庭に一つあると便利ですよ。

コメント

  • 水切りワイパーは便利ですよね♪私もこれで手抜きしていますw
    換気扇を回す時にドアを開けていたので勉強になりました。昔から当たり前のように開けていたのは何だったのでしょうw

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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