節約はレジャー!

内部事情を知っている人の選択を注視してみよう!

内部事情を知っている人の選択

少し前に我ながら感心した出来事があったのですが、馴染みのスーパーで買い物をしていると、レジの前で並んでいる人がそこでよく見かける店員さんでした。

親しげにレジの人と話している事もあって気がついたのですが、彼女の買い物カゴに入っていた商品と、私がその日に選んだ商品が、かなり似通っていて嬉しくなりました。

内部事情を知っている店員さんが選ぶ商品というのは、それだけお得な可能性が高いからです。

セールコーナーでアピールされている商品でも、実際には普段とたいして価格が変わらない事もありますし、よくある週末のセールと同等の価格だったりするので、積極的にアピールされていてもお得だとは限りません。

私は馴染みのスーパーという事もあり、ある程度の価格の変動を理解していたので、内部事情を知っている店員さんが選ぶものと一致していた事で、「うん、やっぱりオレの選択は間違っていないんだな」と嬉しくなってしまいました。

誰でも自分の職場だったり詳しい分野の事となると、適格に選択できるものですが、そうではないジャンルのものとなると、ポップのアピールやチラシに影響されるものです。

内部事情を知っている人なら絶対に選ばないような商品でも、お店側にとって儲かるものだと平然とアピールされる事は珍しくありません。

私は若い頃に様々なアルバイトをしてきた経験があり、内部の人が積極的に選ばないものには危険信号が点るようになりました。

ガソリンスタンドでのアルバイト

私は若い頃にガソリンスタンドでアルバイトをしていたのですが、そこで驚いたのがお得な価格の「ユーザー車検」を積極的に受け付けていたのにも関わらず、先輩店員のほとんどがディーラー車検を選択していた事でした。

自分で車検を通して格安に済ませられる技術があるのにも関わらず、倍近くもの価格がするディーラー車検を選んでいた事に衝撃を受け、

「なんで自分で車検やらないんですか?」

と聞くとバツが悪そうに

「いや~、なんか面倒じゃん」

「休日ぐらい車に触りたくないよ」

などと言葉を濁すのですが、ガソリンスタンドで働いているぐらいなので、休日ともなると車をいじるのが大好きな人達ばかりであり、とても不思議でした。

そこで2年間ぐらいアルバイトをしていたので、その内に内部事情が分かってきたのですが、格安のユーザー車検というのは、オイル交換程度の簡単な整備しかせずに、車検場の前にある予備車検場で簡単な調節だけを済ませるだけの酷いものでした。

ギリギリ車検に通す事は出来ても、次の車検時まで安全に走れる保証はありません。

車好きの人達だからこそ、しっかりと整備をしてくれるディーラー車検を選択していました。

パン屋でのアルバイト

パン屋でアルバイトをしていた時の経験も衝撃的でした。これについては別のところでも少し紹介したのですが、

参考身体に悪いパンを避けよう!

カレーパンなどを揚げる油は、あえて継ぎ足しで使い古した方が良い色に揚がる事だったり、業者が賞味期限切れのベーコンやハムを格安で売ってくることもありました。

もちろんアルバイトである私には決定権などないのですが、社長は当たり前のように受け入れており、パン職人の先輩に

「これ大丈夫なんですか?」

と聞くと、

「200℃で焼くんだから関係ねーよ」

といった感じで、あっけらかんとしていました。

そこのパン屋では従業員は3割引きで購入できる事もあり、アルバイトを初めて間もない頃はよく購入していたのですが、内部事情を知ってからは一切買わなくなり、周りの従業員も誰も購入していませんでした。

ちなみに私はそのパン屋で人生で初めてゴキブリを見る事になりました。

居酒屋でのアルバイト

居酒屋でアルバイトをした時も衝撃でした。その居酒屋は今でも全国にたくさんある有名チェーン店なのですが、素人のアルバイトでも簡単に調理できるように、あらゆるメニューが冷凍で管理されていました。

盛り付けに差がでる刺身だけはベテラン店員が担当していたのですが、その他のメニューは見事なぐらい冷凍尽くしであり、飾りつけのパセリやレモンといったものも個別に真空パックに入っていて驚きました。

だからといって美味しくないわけでもなく、アルバイトをする前の私にとっては、むしろ安くて美味しい居酒屋といったイメージだったのですが、内部事情を知ってしまうと、わざわざお金を出していくまでもないかなという印象に成り下がってしまいました。

冷凍食品でも美味しいものはたくさんありますが、だったらスーパーやドラッグストアで買ってきても同じようなものですし、格安で済ませられます。

飲み放題で提供するお酒も通常メニューより薄く作ったり、ビールといいながらも発泡酒を提供していたりと、内部事情を知ってしまったせいで、イヤなイメージになってしまいました。

交通誘導員のアルバイト

交通誘導員(警備員)のアルバイトをしていた頃、日によって担当する工事現場が違い、様々な土木作業員と接したのですが、下請け会社ほど仕事が早くて丁寧だったことが印象的でした。

公共工事の受注というのは、ある程度大きな会社が落札し、それを下請け会社に流す事が一般的であり、さらに孫請けに流す事もありました。

孫請けともなると利益が少ないので、圧倒的なスピードで数をこなさなければならず、ビックリするぐらいテキパキと作業していました。

休憩時間が終わってもダラダラするような事もなく、警備員にも敬意をもって接してくれることが多く、凄く好感がもてました。

直接彼らが受注できれば公共事業の予算を抑えたられたり、彼らにとっても利益が大きくなるわけですが、様々な利権が絡んでいる事はアルバイトながらにも想像でき、なんだか悲しくなりました。

焼き肉屋のパートの親戚

親戚が地元では有名な焼き肉屋のパートで働いており、久しぶりに会った時に、

「○○(焼き肉店の名前)は何がおすすめなの?」

と聞いてみると、別の焼き肉店を勧められ、

「仕入れ先はいっしょだから、あっちの方が全然安いよ」

と教えてくれました。彼女が働いている焼き肉屋では「炭火焼きの牛タン定食」が話題になっており、その評判が聞きたかったので、それについても聞いてみてもあまり良い顔はせず、

「うーん、どうしても食べたいならランチがいいよ、器と漬物が違うだけで半額だから」

と内部事情を教えてくれました。ランチメニューの方がお得な価格設定になっている事は珍しくありませんが、まさかの器と漬物の違いだけで価格が倍も違う事に驚いてしまいました。

そこは高級路線で売っている焼き肉屋なので、豪華そうな器や価格に価値を感じる人が多いのかも知れません。

ただ内部事情を知っている彼女からすると、おすすめできるお店ではないようでした。

保険外交員の元恋人

かなり昔にお付き合いした女性が保険外交員だったので、私が付き合い始めて間もない頃に彼女の役に立とうと保険に加入しようとすると、彼女の方から断ってきました。

「嬉しいんだけど、別にいいよ」

といった感じで言葉を濁され、それでも私が良かれと思って食い下がっていると、

「じゃあ・・・自動車保険ならいいかな」

と受け入れてくれたのですが、その理由を聞いてみると、

「自動車保険はうちの中でも高くない方だから」

との事でした。ライバル会社の方がずっと安い保険商品が多いのだそうです。

参考自動車保険を安く済ませる方法

もしかしたら別れた後に面倒になる事を考慮しての事かも知れませんが、彼女いわく、

「家族や親戚にもいっぱい入ってもらったけど、それも騙しているみたいで結構辛いんだよね」

との事でした。本当はたいして必要もない保険やライバル会社よりも割高な保険を勧めるのも楽じゃないのかも知れません。彼女はほどなくして転職しました。

仲良くなったケーキ屋の話

数年前に趣味の関係で知り合った男性がケーキ職人であり、お酒に入った席で内部事情をぶっちゃけてきた事があります。

私はパン屋でアルバイトをしていた事もあり、クリスマスシーズンともなると、クリスマスっぽいパン(シュトーレン)を何週間も前から仕込み、それが見事に売りきれて驚いたという話をすると、ケーキ屋にとってのクリスマスというのは、まさに書き入れ時だという話になり、

「今は保存料が良いから一週間ぐらい前から仕上げる店もあるよ」

と教えてくれました。ケーキのスポンジ部分はクリスマスの数日前からたくさん焼いておき、前日から傷みやすい生クリームなどの装飾を施すのが一般的で、クリスマス間近となるとケーキ職人は徹夜でその作業に追われるのですが、それも最近は技術革新によって改善されているのだそうです。

普段よりも価格が高いのに鮮度が低いクリスマスケーキというのは、内部事情を知っている人は選びません。

クリスマスケーキで子供を喜ばせるような事が悪いとは言いませんが、本当に美味しいケーキを楽しみたいのであれば、むしろ一年の中で最も避けるべき時期なのかも知れません。

コンビニ店員の話

知り合いの家に遊びにいった時に、奥さんが某コンビニでパートをしているとの事だったので、

「今CMでやってる新しい○○は美味しいんですか?」

と聞いてみると、

「私食べた事ないです。だってスーパーの方が安いじゃないですか」

と笑っていました。彼女はコンビニで物を買うことがないらしく、お弁当や総菜の事は一切分からないとのことでした。

ただコーヒーだけは休憩時間に従業員が自由に飲んでも良いらしく、

「コーヒーは結構おいしいですよ♪」

との事でした。私もそのコンビニのコーヒーが好きだったので、なんだか嬉しくなりました。

まとめ 内部の人が選ぶもの

冒頭で紹介したスーパーの店員が選んでいた商品というのは、スーパーの中で作られたものではないので、内部情報といっても価格ぐらいのものですが、例えばお弁当や総菜コーナーを担当している内部の人が、それらを選んでいれば安心感があるのはイメージできるのではないでしょうか。

それらの人は白い帽子やマスクをしているので、なかなか外部の人には分かりませんが、知り合いにそのような人がいれば、さりげなく聞いてみると参考になる事が多いと思います。

どんな商売にも本音と建前がありますし、効率よく利益を上げる為には致し方がない面もありますが、内部の人が選択しているものを注視してみると、本音が透けて見える事があるものです

誰だって自分の職場の事であれば分かるものですが、その視点を広げていく事で、より最適なものを選びやすくなるのではないでしょうか。

ある女性料理研究家が自宅のキッチンを公開しており、私が愛用しているペラペラのプラスチックのまな板と同じような物を使用していて感動した事があります。

料理研究家ともなると、主婦が憧れるようなオシャレなまな板を選びそうなものですが、彼女は実用的で使い勝手の良いまな板を選択していました。

参考オシャレ雑貨のせいで苦しむ人

カウンターで高級感を演出する事も仕事である職人であれば、分厚くて高級そうな木のまな板を選択した方が良いですが、置き場所も手入れも必要な木のまな板は、一般的な主婦にとって使いやすいものではありません。

判断基準を持ち合わせていないものほど、プロが使用しているものだったり、人気やおすすめといった情報を参考にしてしまうものですが、それを勧めている人達が必ずも選択しているとは限らないものです。

何から何まで内部事情を調べつくす事は現実的ではありませんが、内部の人が選択しているものに注視すると、ヒントが詰まっている事が多いので、ぜひ意識してみてください。

スポーツジムのトレーナーが良いスタイルを保っている秘訣が、実はそこのトレーニングではなく徹底した食生活の管理だという事は珍しくありません。

「一日5分使用するだけで簡単に痩せられます」といったダイエット器具などの詳細を調べると、大抵は小さな文字で目立たないところに、「この商品単体の成果ではありません」といった注意書きがあり、かなりハードな運動や筋トレや食事制限を取り入れているものです。

誰が見たってそっちの成果だと分かるのですが、堂々と「一日5分でこの身体に!」とアピールしているものです。

化粧品販売をしている女性の肌が綺麗なのは、そこの化粧品のおかげでなく、毎日義務付けられているフェイシャルマッサージのおかげかも知れません。

これも実際に知り合いの女性から聞いた話なのですが、毎晩30分ものフェイシャルマッサージをしなけばならず、肌が荒れるとペナルティを課せられるそうです。

そもそも肌が荒れている女性は化粧品販売者として採用されませんし、元々肌が綺麗だからこそ選ばれています。

育毛シャンプーなども同じです。病院でAGA治療を受けながらの成果なのにも関わらず、さもそのシャンプーの成果のように大々的にアピールされています。

本当に自分が求めている機能や役割といったものが、過剰な演出によってすり替えられていたり、売りたい側の都合で捻じ曲げられている事もあるので気をつけてほしいと思います。

その為にも内部事情を知っている人が積極的に選んでいるものが分かると、本当に求めている成果が得られやすくなります。

車の営業マンは買い替え時の下取り価格が下がらないカラーを選んでいるような事です。お客さんには「今はこのカラーが人気なんですよ!」と追加料金が掛かる特別限定カラーを勧めていても、愛車のカラーは全然違うかも知れません。

参考節約の観点からの車のボディーカラー考察

住宅塗装のようなものも内部事情を知っている人ほど、日光の影響が少ない塗料や汚れが目立たないカラーを選んでいるものです。儲かる塗料とは選択基準が違います。

高額なものを選ぶ時ほど内部の人の選択が参考になるので、ぜひ意識してみてください。勧められるがままに選ばされてしまうと、求めていた効果が得られないばかりか、無駄に高くついてしまうかも知れませんよ。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]