節約はレジャー!

片付ける時間がないなら片付けなくても良い環境づくりを目指そう

片付ける時間がない・・・

当ブログでは部屋を片付けるのが苦手な人向けに、様々な方法を紹介してきたのですが、

参考部屋を片付けるのが苦手な人へ

今回は発想の転換で片付ける方法を紹介していきます。

それは片付けをしないという方法です。

片付けなくてもいい状態とは?

片付けをしない方法というのは、わざわざ片付けなくても綺麗な状態を目指すという意味です。

例えば少ない洋服を着回していると、わざわざ洋服を畳んでタンスに収納しなくても良くなります。実際に私がそうなのですが、基本的に普段は三着の洋服を着回しているので、洗濯後に干したハンガーのままクローゼットに収納してしまいます(もちろん乾燥してからですが)。

参考洋服選びや管理を楽にする方法

下着や靴下も同様です。クローゼットに収まる小型のピンチハンガーを利用しているので、洗濯バサミに挟まった状態のままクローゼットに入れてしまいます。

たまにしか着用しない洋服は、なるべく一つのハンガーにかけています。シャツなら襟を立てて重ねれば余計なシワも付かないので、畳んで収納するより状態が良いぐらいです。

流石にジャケットやスーツだと厳しいですが、型崩れしにくい素材の衣類であれば、一本のハンガーに重ねる事で収納スペースを減らす事ができます。

ズボンの収納もズボン用のハンガーを使用しているので、ほとんどスペースを奪われません。衣替えの時に取り換えるぐらいです。

参考衣替え上手は節約上手!?

普段よく着ている三着は乾かした時に使用するハンバーのままですが、その他の衣類も工夫しだいで畳んで収納する手間を減らす事が可能です。わざわざ片付けをするといった感覚がありません。

他にも鍋やフライパンも基本的に収納することがありません。いつも同じ鍋やフライパンを使うので、洗った後にコンロの上に置いておくだけです。

たくさんの洋服や調理器具を使い分けるとなると、その都度収納しないといけなくなりますが、いつも同じ物を使っていると片付ける必要性がなくります

これは家族が多い家庭だと難しい面もありますが、洋服を畳まない事も各部屋にクローゼットがあるのであれば、それほど難しい事ではないはずです。

食器も水きりカゴに収まる量なのであれば、わざわざ食器棚に片付けないでローテーションさせる事が可能です。私の例だと休日に家にいる時だとマグカップは何度も利用するので、飲み物を入れる度にサッと洗って使い回しています。

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このような視点を広げていくことで、片付けなくても良い状態を保つことが出来るようになります。

トイレットペーパーなどを買い置きして物置などに置いている家庭も多いと思いますが、トイレの中のトイレットペーパーが少なくなると物置からもってきては、再び新しいトイレットペーパーを購入して物置に収納すると二度手間になってしまいます。わざわざ物置を経由しなければならない理由などありません

田舎に住んでいて月に一度ぐらいしか買い物に行けない地域なのであれば、買い置きする必要があるのかも知れませんが、いつでもトイレットペーパーを購入できる環境にも関わらず、このような二度手間を加える必要はありません。

意外と多くの物が、この二度手間サイクルに当てはまっているのではないでしょうか。

どうしても節約家だと安売りの時にまとめ買いしたくなるものですが、ドラッグストアやホームセンターであればいつでも安売りしているものなので、極端に価格が変わるものでもありません。

数円の節約の為に部屋のスペースが圧迫されていたり、余計な手間が増えている家庭も多いので、管理する手間や片付けといった手間が増えてしまいます

私自身は数円の節約の為に時間を割いたり、手間が増えるような事は苦にならない方なのですが、収納スペースが奪われるような事は好きではないので、物置もなるべくスッキリとさせて管理しやすいようにしています。

余計な物や手間がなくなると本当に必要な物を管理するスペースに余裕が生まれ、片付けるのも格段に楽になります。ポンと置いておくだけで収納できるのと、他の物を整理してからでないと置けないような状態では、どちらが楽かイメ―ジできると思います。

本棚のような物でもスペースに余裕があると、新しく購入してきた本を簡単に片付ける事ができますが、二度と読む事がないであろうつまらない本まで収納していると、その都度整理が必要になったり、本当に必要な本を探す手間も増えてしまいます

これも重要なポイントになるのですが、片付けテクニックや収納アイデアを駆使してしまうと、パッと見は綺麗に収まっても、取り出すのが難しくなってしまい、かえって手間が増えてしまう事があります。

洋服を小さく畳んで縦に収納するような事も、余計なシワを増やす事になってしまいますし、収納できてしまうだけに物が増えてしまう事があるかも知れません。

不要な物が少なくなると片付ける必要性がなくなるだけでなく、もう少し狭くて家賃の安い部屋に無理なく引っ越すことが出来るかも知れません。こちらの方がまとめ買いによる僅かな節約よりも、ずっと節約になるはずです。

トイレの狭い空間の中にトイレットペーパーがたくさんあると掃除が大変になるように、必要以上の買い置きをしているせいで、片付けるのが大変になっている家庭もあるので気をつけてください。

片付けなくても良い状態を心掛ける事で、片付けそのものを減らす事が可能です。

余計な手間が行動を抑制する

掃除機を物置に収納していると、ちょっとした掃除の為に取り出すのは面倒になってしまいますが、リビングにお掃除ワイパーなどがあれば、気になった時にサッと掃除をすることができます。

参考お掃除ワイパーの様々な活用法

コードレス掃除機だと充電を待たなければならなかったり、深夜だと騒音も気にしなければならないかも知れません。このような手間があると、ついつい先延ばしになってしまい、汚れが頑固になっていってしまいます。

部屋が片づけられないという人ほど、片付ける手間よりも準備に手間取る傾向があるので、なかなか行動にうつせない傾向があります

テスト勉強の前に部屋の掃除や机の片づけをしたくなるように、そこで手間取ると大事な事が先延ばしになってしまいます。

断捨離にハマっている人やミニマリストと呼ばれる人というのは、これらの余計な手間から解放された事に喜びを感じているのであり、片付けによる効果や無駄使いをしなくなるといったメリットもありますが、何よりも大切な事に時間をさけるようになった生活に喜びを感じています

参考ミニマリストは結果論!?

そもそも片付けるという事は、それ自体が目的なのではなく、その後の行動をスムーズに行う為にする事なので、その重要な行動側から考える事で、片付けの仕方というものも変わってくるのではないでしょうか。

物置に詰め込んでリビングの見た目がスッキリしたとしても、それで生活がしにくくなると元も子もありませんし、直ぐにまた散らかってしまいます。あくまでも行動が目的なので、片付けそのものを目的にしないでください。行動のしやすさを意識する事で、そもそも片付けをしない状態というものが見えやすくなってきます

片付ける物は不要な物かも知れない

頻繁に使用する物というのは、そもそも片付ける必要がありません。テレビやエアコンのリモコンを机の引き出しに片付ける家庭は滅多にないと思います。

逆に考えると、片付けなければならない物というのは、たまにしか使わない物だということでもあります。

そのたまにしか使わない物というのは、必ずしも生活に必要な物だとは限りませんし、高い機能性が求められる事も少ないです。

たくさんのビール瓶の栓を開ける必要がある飲食店であれば、栓抜きに特化した専用品の方が効率が良いですが、たまにしか栓抜きを使用しない家庭であれば、多少使いにくくてもセットになっている物で十分ですし、収納スペースも抑えることができます。

専用品の方が効率が良いものですが、それを準備する手間や片付ける手間や管理する手間の事まで考えると、非効率になることは珍しくありません。

もちろん毎晩のようにワインの栓を抜くという人であれば、使い勝手の良い専用品を所有する価値がありますが、滅多にワインを飲まない人にとっては、収納スペースを圧迫するだけの不要なものになってしまうので、十得ナイフのような物で十分かも知れませんし、コルクの蓋ではないワインを選ぶだけで済むかも知れません。

片付けなければならない物というのは、基本的には頻繁に使う物ではないので、それらを他の物で代用できないか考えてみてください。栓抜きだってキッチンバサミで済むかも知れませんし、洗剤なども必ずしも効率の良い専用品でなくても問題ないかも知れません。

参考台所洗剤の使い道は想像以上に豊富!

専用品の方が使い勝手が良いのは間違いありませんが、たまにしか使用しない物だと片付ける手間や収納スペースが奪われてしまい、よく使う物の片付けや管理する手間が増えてしまう要因となってしまうので、安易に増やさない方が良いのではないでしょうか。

まとめ 便利グッズも気をつけよう

片付けが苦手だからと、便利そうな収納グッズを購入してしまうと、むしろ片付けの手間が増えてしまう事が珍しくありません。収納スペースに余裕があると不要な物を処分する機会が先延ばしになってしまい、本当に必要な物まで取り出しにくくなってしまいます

大きな可動式本棚ほど探す手間が増えてしまいますし、可動部が故障したり、地震に弱いといったデメリットもあるかも知れません。

スカスカの本棚をキープ出来る人が多くないように、収納ペースを増やしてしまう事で片付けしにくくなる事もあるので気をつけてほしいと思います。

参考収納を増やすとモノが増える理由!

どうしても片付けのしやすさで考えてしまうと、このような便利グッズに頼りたくなってしまうのですが、行動ベースで考えるようになると、収納しなくても良い状態といったものが見えてくるので意識してみてください。

100均グッズを使ったアイデア収納などを見ると、感心してしまう事もありますが、よくよく考えてみると大して必要な物でなかったり、インテリアとして取り入れているようなケースも多いので、実際に片付けやすくなっているかというと微妙なテクニックも多いです。

あくまでも片付けは何かしらの行動の為の準備なので、片付けそのものを目的にしないでください。これを間違えている人が多いので、どんなに便利そうな収納グッズや省スペースの物を購入しても、なかなか根本的な解決になりません。

本や新聞も電子書籍を選べば片付ける必要も無くなりますし、写真やCDやDVDといったものもデジタルデーターで管理すれば片付ける必要がなくなるように、片付けなくても良い状況を目指した方が、根本的な解決に向かうのではないでしょうか。

あくまでも目的は本や新聞の中の情報なので、紙にこだわり理由はありません。

私が片付けの効率で意識しているのは、アパートに住んでいる事もあって様々なチラシがポストに入れられてしまうので、玄関の近くに紙用のゴミ袋を用意しているぐらいです。

重要な書類もその場で整理してしまうので、不要な紙や封筒も直ぐに捨ててしまいます。必要な書類だけが残るので片付けるのも簡単ですし、再び取り出す時にも余計な書類がないので、見つけるのも簡単になってくれます。

リビングや書斎で開封すると、その度に紙用のゴミ袋のところにまでいかなければなりませんが、手に取った場で片付けてしまえば、わざわざ別行動を取らなくて済みます。

これは私が一人暮らしだからこそ出来るとも言えるのですが、家族が多い家庭でも取り入れられる方法があると思うので、片付けが苦手な人ほど片付けが必要としない状況を目指してみてください。

洋服をコンパクトに畳んで収納スペースを活かすテクニックが悪いと言いませんが、そもそも畳まなくても良い状況を目指した方が楽になりますし、余計な皺や型崩れも無くなるものです。

インテリアの小物などもそうですが、既に飽きて気分が高揚しなくなった物まで所有し続けていると、普段の掃除の手間が増えるだけですし、片付けるにしもスペースが奪われてしまいます。

参考オシャレ雑貨のせいで苦しむ人

お気に入りの雑貨を飾っておくのが悪いとは言いませんが、お気に入りでなくなったのに片付けないでいると、管理する手間だけがのしかかってしまいます。

ミキサーやフードプロセッサーなどを所有していても、洗うのが大変だからという理由で使わない人も多いのではないでしょうか。ちょっとした食材なら包丁でみじん切りにした方が片付けか楽なように、よほど頻繁に使う物でもない限り、使い勝手の良い専用品のせいで手間が増えてしまう事は珍しくありません。

参考包丁要らずの調理法で笑った話

掃除グッズや洗剤などもそうです。たまにしか掃除をしないような箇所にまで専用洗剤を用意していると、どんどんスペースを奪われてしまいますし、大掃除ぐらいでしか使わない洗剤だと、なかなか減らないのでドロドロになって固まって無駄になってしまう事もあります。

大掃除のように頻繁に掃除をしなくても良い箇所というのは、逆に言えばそれほど汚れる箇所でもないので、たまに洗浄力が弱い台所洗剤などで掃除するだけで事足りるかも知れません。

毎晩洗濯をして乾燥機を使用している家庭であれば、翌日にも同じ洋服を着る事だって出来るかも知れませんし、肌着や下着や靴下であれば人目も気にしなくて良いので片付ける必要がなくなります。

これらのように視点を広げていく事で、片付ける手間そのものが減らせる選択肢があるものなので、それぞれの家庭環境に合わせて考えてみてください。

あくまでも片付けの先にある行動が重要なので、そこにフォーカスしてみてください。

安易に片付けをしやすい便利グッズを購入していると、なかなか根本的な問題解決につながらないので気をつけてほしいと思います。

少し前に雑誌で「畳めるバケツ」という新しい発想の物が紹介されており、収納スペースという意味では素晴らしいなと気になっていたのですが、ニトリに行った時に同じような物が売られていたので手に取ってみると、明らかに普通のバケツよりも汚れが残りやすい素材だったので購入を諦めました。

釣り人のようにバケツを持ち歩く人にとっては素晴らしい選択肢だとは思いますが、素材からして魚の匂いが残るのは安易に想像できましたし、普段使いでも使用後に洗って乾燥させてから畳まないと直ぐにカビそうな構造だったので、おそらく多くの一般家庭にとっては手間が増えてしまう物です。

畳めるコップと同じような事なのですが、キャンプする人のように持ち運ぶ必要がないのであれば、普通のコップよりも明らかに洗いにくくて使いにくい物になってしまいます。

これらのように生活を良くする為に購入した便利そうな物のせいで、かえって生活が圧迫されてしまうケースもあるので、改めて片づけをしなくても良い環境づくりを目指してほしいと思います。

大きなバケツを収納できないのであれば、少し深めの洗面器で代用できるかも知れませんし、洗面器なら横にすれば洗濯機横のせまいスペースに収納できるかも知れません。意外と簡単な解決策が見つかるものなので、安易に便利そうな片付けグッズに頼ってしまう前に考えてみてください。

意外と手持ちの物で代用できたり、全く別の方法で対応できたり、処分してしまった方がスッキリする事もあるので、片付けの先にある根本的な問題と向きあっていきましょう!

コメント

  • 小さく畳む系のグッズや重ねて収納できる系のグッズは使いにくくて壊れやすいですよね~

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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