節約はレジャー!

読書しながら運動!?上手に組み合わせて時間の節約

読書しながら運動?

窓際で読書する女性読書が好きな人は、気がついたら何時間も過ぎていることがあると思います。

以前の私は毎週のように図書館に通うほどの読書家でした。仕事のある平日でも2時間以上は読書にあてていましたし、休日ともなるとずっと読書をしていることも珍しくありませんでした。

参考私が図書館好きな理由

ただ趣味が読書の人は、どうしても運動不足になってしまうものです。私も年齢を重ねる毎に長時間の読書が辛くなってきてしまいました。同じ姿勢でいると身体のアチコチに痛みが出てきてしまいます。

そこで今回は読書好きの為に、読書をしながらでも出来るおすすめの3つの運動を紹介します。わざわざ運動の為に読書の時間を減らす必要はありません。適度に運動を取り入れて大好きな読書を堪能しましょう!

1 座らない読書

立ちながら読書をする女性座らない読書とは、要するに「立ちながらする読書」です。

単純に立ち続けているだけで全身の筋肉を刺激することが出来ます。さらに本を持ち上げる事になるで腕の筋肉にも負荷をかけられます。

凄くシンプルな方法ですが、想像以上に運動効果があります。ずっと立ち続けながら読書を続けるのは大変なので、疲れたら座っても良いのですが、一時的にでも立ち上がる事で全身の血行を良くしてくれます。

立ちながらの読書のポイントは、背中が丸まらないように良い姿勢をキープすることです。軽くおしりの筋肉に力を入れると、グッと腰が入って上半身の姿勢が整いますよ。

参考お尻に力を入れると骨盤が安定する

無理やり胸を張った姿勢というのは、腰が引けたまま背中の筋肉を使って上半身を持ち上げているような状態なので、直ぐに疲れや痛みが出て中続きしないのですが、骨盤の位置が安易すると背骨を使って上半身の体重を支えられるようになるので、立ったまま読書をしていてもそれほど疲れません。

グッと腰を入れて骨盤を起き上がらせると、前の落ちていた首も元に戻ってくれるので、首や肩や背中の負担も軽減できます。

逆にこれが出来ないと、背中が丸まって常に首や肩に負担が掛かってしまうので、むしろ立ちながら読書をしてしまう事で健康を害してしまいます。

前かがみにならないように姿勢良く立つと、本を高く持ち上げる必要もあるので、より運動の効果も高まります。

慣れてくると部屋中を歩き回りながらでも読書ができるようになりますし、つま先立ちやアキレス健を伸ばすようなストレッチを組み合わせる事も可能になります。

流石に二宮金次郎のように外を歩きながらの読書は危険なのでおすすめしませんが、自宅の中を歩くぐらいであれば誰の迷惑にもならないはずです。

ポイントは部屋を片付けてから行う事ぐらいです。姿勢良く本を持ち上げてゆっくりと室内を歩くだけでも、読書中の消費カロリーが激増してくれますよ。

ちなみに最近の私は歩きながらの読書に足つぼマットを組み合わせています。

参考足つぼマットの効果が凄かった

足つぼマットは相性の問題もあるので、誰にでもすすめられる物ではありませんが、なかなか気持ちがいいものですよ。

いきなり足つぼマットを購入するのもなんだと思うので、100均で売られているようなプラスチックの青竹踏み等と組み合わせるのも良いかも知れません。姿勢を良くする健康サンダルなども立ちながらの読書と相性が良いと思います。

いきなり歩きながら読書をしなくてもいいのですが、姿勢を正しての立ちながらの読書に慣れてきたら、少しずつ部屋を歩きながら読書してみてください。より運動効率を上げることができます。

座りながら読書をしている人普通に座りながら読書をする時にも言えることですが、姿勢が悪いと身体の負担になってしまうので気をつけてください

参考正しい座り方を意識しやすい方法

ちなみにメンタリストのDaiGoさんの本に書かれていたのですが、彼は一日に十冊もの本を読んでいるそうで、自宅の中で歩きながら本を読んでいるとありました。その方が脳に刺激があって読書の効率も上がる事が科学的にも証明されているのだそうです。

参考「自分を操る超集中」レビュー

歩くという動作は誰もが無意識に行える運動なので、意外なほど読書を邪魔をしません。やってみるまでは難しそうに感じるかも知れませんが、意外と簡単に取り入れられるので試してみてください。まずは部屋を片付けてから挑戦しましょう。

追記

少し前のテレビでメンタリストのDaiGoさんが自宅の中を公開していたのですが、なんと読書専用ルームがあり、そこにこのような(⇒)トレーニング器具がありました。

さらに凄いのはデスクワークを行う時もこの器具で運動しながら行っているとのことでした。

参考デスクワークでも出来る運動

いきなりこのようなグッズに頼る必要はないと思いますが、お金に余裕がある人であれば検討してみる価値があるのではないでしょうか。それこそスポーツジムにあるようなルームランナーの上を歩きながらでも、読書が出来るかも知れません。

2 バランスボールで読書

次はバランスボールに座って読書をする方法です。これも手軽なのでおすすめです。

ただバランスボールに乗っているだけで、身体の内側の筋肉(体幹)に自然と刺激を与え続けることができます。

さらにバランスボールは、空気圧を上げることによって難易度を上げることが出来ます。パンパンに膨らませたバランスボールに座り続けるのは、意外と簡単ではありません。

これも初めは慣れが必要ですが、徐々に空気圧を上げてみてください。さらにつま先立ちやがに股でバランスボールに座ることで、難易度を上げることができます。

稀にひっくり返ってしまうかもしれないので、周りの環境の安全を確かめてからバランスボールに座りながらの読書をしてみてください。

流石に本格的にバランスのボールの上だけ(足を浮かす)に体重を乗せるのは、読書中だと難しいので、あまり欲張らない事がポイントです。軽く座っているだけでも運動の効果がありますよ。

ちなみにバランスボールには種類があり、立ち上がる事を前提とした小さな物もあります。こちらは立ちながらの読書も組み合わせる事ができるので、より運動量を引き上げられるかも知れません。

私は所有していないので何とも言えませんが、プロのアスリートはこの上で片足立ちをして鍛えていたりすぐらいなので、結構な運動になるのだと思います。

ただしバランスボールは場所を取るので、あらかじめ収納スペースを頭に入れて置く必要があります。歩きながらの読書にも言えることですが、部屋が散らかっていると難しい方法です。

一般的なバランスボールであれば、100円ショップ(4~500円)でも売られていますし、ホームセンターなどで1000円未満で手に入るので、置き場所の問題さえクリアできれば、読書と組み合わせる運動としてかなり手軽でおすすめですよ。

3 筋トレしながら読書

読書をしながら筋トレというのは、主に下半身を中心とした一般的な筋トレのことです。

わざわざ筋トレの為に時間を割くことなく、読書と組み合わせてしまうことで時間も節約することが出来ます。

あくまでも腕を使わない筋トレに限られますが、本を読みながらでもスクワットやつま先立ち、腹筋などを鍛えることは難しくありません。

筋肉を限界まで追い込むような本格的な筋トレは、読書をする集中力が保てないので、あくまでも簡単な筋トレがおすすめです。

スクワットも昔ながらの激しいヒンズースクワットのようなものではなく、ゆっくりと膝を浅く曲げるスロートレーニングのスクワットが向いています。部屋の中を歩く読書のように、それほど邪魔をすることがありません。

他にもお腹を凹ますだけのドローイングやロングブレスダイエットなどもおすすめです。あくまでも読書を邪魔しないことがポイントになります。筋トレに集中し過ぎてしまうと、せっかくの読書が台無しになってしまいます。

片足立ちの二人の女性また片足立ちでバランスを取ることも体幹を刺激することに効果的です。これも慣れが必要ですが、読書をしながらでも無意識に長時間バランスを取ることができるようになると、筋トレ効果が高まりますよ。

参考片足立ちの効果が想像以上だった!

バランスボールや片足立ちのようなバランスをとる動作は、意外なほど全身の筋肉を使うので代謝を上げてくれます

少しぐらい酔っぱらっても倒れる事がないように、人間の身体というのは無意識にバランスを保つだけに全身の筋肉を総動員してコントロールしています。

読書に集中していても呼吸や心臓が止まらないように、無意識が勝手にコントロールしてくれるので、あえてバランスを取るのが難しい状態にして読書をすると、勝手に筋トレをしてくるわけです。

どれも疲れてきたら止めればいいだけなので、無理のない範囲で取り入れてみてください。

読書しながらの運動を継続するには、この感覚が大切です。辛すぎる運動だと結局は中続きしないので継続できなくなってしまうので、短時間でも良いぐらいに捉えてチャレンジしてみてください。

逆に身体が疲れてきた時に「この章だけでも読み切ろう」といった感じで、読書への欲求を筋トレを続けるモチベーションに役立てる事もできるようになりますよ。

読書好きだからこそ、上手く欲求を運動に活かせるという事もあるので、ぜひチャレンジしてみてください。

また普通に椅子に座りながらでも姿勢を正したり、片足を持ち上げたり、あえて貧乏ゆすりのように踵を上下させることでも、血行を促進させることもできます。

意外なほど読書中に取り入れられる運動があるものなので、今回紹介した方法の他にも自分なりに無理なく取り入れられそうな運動があれば試してみてください。

ベッドの上で寝転んで読書をしていても、エアロビクスのように片足を持ち上げたり、お尻を持ち上げるような動作もできるので、意外と様々な選択肢があるものですよ。

ただどの運動や筋トレを読書と組み合わせても良いのですが、あくまでも読書を邪魔しないことがポイントになので、そこは間違えないでください。

運動や筋トレに引っ張られ過ぎると、肝心の読書の楽しみが失われてしまうので長続きしません。だからこそ無意識に行える軽い負荷の筋トレがおすすめです。

おまけ 音読

声を出しながら本を読む女児最後に読書をしながら行える運動のおまけとして、「音読」の凄さも紹介しておきます。

当ブログでは音読の効果について別のところでも詳しく紹介しているのですが、

参考音読の効果が凄すぎる

一般的に本を読む時に声を出すと、本の内容の理解度が高くなると言われているのですが、効果はそれだけではありません。

音読の効果で有名なのは脳トレ効果です。本の内容の理解度を高まって脳が活性化するのでボケ防止にも役立つと言われています。小さな子供が読書をする時に自然と声を出すのも意味があります。

さらに音読には話す機会が少なくなってきた人ほど、口周りの筋肉が鍛えられる効果があります。

音読をすると長時間口や舌を動かし続けることになるので、消費カロリーがアップするだけでなく、表情筋を引き締める効果が期待できます。会話をする機会が少なくなると、頬の皮膚がたるんで老けて見えてしまうのですが、音読を取り入れることで顔のリフトアップ効果も期待できます。

参考口角を簡単に上げる意外な方法!

そして何よりも音読に慣れてくると速読に繋がります。これも読書家にとって嬉しいメリットではないでしょうか。

多くの人が本を読む時に心の中で読み上げて音声認識をして理解しています。実際に声を発声していなくても頭の中で音声情報として認識しています

頭の中で音声に変換するスピードは実際に発声するスピードに左右されます。音読のスピードが早くなればなるほど、通常の読書のスピードも上がります

参考速読は簡単にマスターできる!?

音読には脳トレ効果、顔のリフトアップ効果、唾液分泌効果、速読効果、そしてカロリー消費増加など、たくさんの効果が期待できます。

しかも音読は今回紹介してきた他の「読書しながらの運動」と組み合わせることが出来ます。立ちながらでも、歩きながらでも、バランスボールに座りながらでも、筋トレをしながらでも音読と組み合わせることが出来ます。

流石に人前では難しいですが、音読はメリットがいっぱいなので是非一度試してみてください。

まとめ 読書の質

ビーズクッションの上で読書に没頭する男性読書好きから言わせてもらうと、やはり本は集中して読みたいので運動などしたくないのが本音です(苦笑)。

特に楽しみにしていた娯楽作品の時の読書には、今回紹介したような運動はおすすめしません。

「読書をしながら行う運動」というのは、どちらかと言えば消化するための読書、情報収集のための読書に向いています

読書をしながら食事をする時は、サンドイッチやおにぎりなどの軽食を取るかと思いますが、あくまでも読書がメインなので食事の質はあまり意識していません。

コーヒーを飲みながら新聞を読む男性読書をしながらの運動も同じです。軽い運動でないと読書の質が落ちてしまいます。これは新聞を読みながら朝食を取るお父さんのようなことです。

あくまでも今回紹介した読書をしながら行える運動というのは、読書を邪魔しない軽食のような簡単な動作ばかりであり、だからこそ相性が良い方法になってくれます。

勉強や情報収集(新聞のような)の為の読書と、娯楽作品を楽しむ為の読書を混同しないことが、読書をしながら運動をするコツです。

楽しみにしていた作家の新作の小説を読む時であれば、ゆっくりとリラックスできる態勢で読んだ方が楽しめるので、そこは分けて考えてください。

今回紹介した読書しながら行える運動を全て取り入れるのは難しいかも知れませんが、相性の良いものから少しずつ取り入れてみてください。

時々立ち上がって読書をするだけでも効果はあります。長時間座りっぱなしの読書では全身の血行が悪くなってしまいます。肩や首や目に疲れが溜まると読書も続けられなくなるので、適度に「読書しながら運動」を取り入れてみてください。

お金に余裕がある人であれば、ルームランナーやジョーバ、エアロバイクなどを取り入れても良いかと思います。どれも下半身を中心とした運動なので、読書しながらでも行えます。

さらに最近はオーディオブックなるものも普及してきました。プロが本を朗読した音声が録音されたものなので、それこそランニングのような本格的な運動と組み合わせることも可能です。

節約という意味では一般的な本よりも高額になるので厳しいですが、お金に余裕がある人は検討してみる価値があると思います。

そして最後に最も簡単な方法として、「ガムを噛みながらの読書」を紹介しておきます。

参考ガムで虫歯予防、効果的な噛み方

顎を動かす事で僅かですが運動になります。ガムのカロリー分を消費できるのかわかりませんが、ガムを噛むことも集中力がアップすると言われているので、音読が苦手な人は低カロリーのガムやキシリトール系のガムを噛みながら読書してみるのも良いのではないでしょうか。

唾液の分泌が促されると口内環境が良くなりますし、最近は唾液の分泌量と老いの関係も問題視されるようになってきたので、知らず知らずのうちに長時間ガムを噛み続けてしまう読書中とはかなり相性が良い方法です。

歯を再石灰化するキシリトールの効果よりも、長時間ガムを噛む事で自分の唾液が増える事の方が、ずっと口内環境を良くする事につながります。そもそも自分の唾液にも歯を再石灰化する成分が含まれているので、唾液が多い人の中には一切歯を磨かなくても虫歯が無かったり、全く口臭が匂わない人がいるほどです。

読書に夢中になっている時ほど、味がしなくなったガムでも無意識に噛み続けられるものなので、想像以上に相性が良いものですよ。

健康の為には一般的な運動をすることが理想ですが、大好きな読書を楽しむ為にも時間を有効活用してください。無理なく続けられる様々な「ながら運動」を、上手く日常生活に取り入れて時間を有効活用しましょう!

コメント

  • 実際に読書に取り入れられそうなのはバランスボールぐらいかな

    by 匿名 €

  • 僕は壁に背中をつけて空気椅子をして漫画を読んでいます。漫画を読みたい欲望との戦いなのですごく足が鍛えられました。

    by 匿名 €

  • きちんと座るのも大事だよ。ソファーのように猫背になりやすい椅子に座る時間を避けるだけでも全然違うよ。姿勢を正して椅子に深く腰かけると本を持ち上げないと見えにくいから自然と腕の筋肉も使う事になります。

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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